NARITA ART RUNWAYに作品を応募しました。
「キャリーケース」というテーマを通して、日本から世界へ羽ばたく旅の高揚感と、帰国時に感じる思い出の重みを表現しました。
舞台は成田空港の手荷物受取所。レーンは空港の頭文字である「N」の形を描き、世界各地を旅して帰ってきた無数のキャリーケースがゆったりと流れてきます。
キャリーケースの中には、小さな旅行者たちがバカンスを楽しんでいます。美しい景色を背景に写真を撮る人、おいしい食事に舌鼓を打つ人、アウトドアで躍動する人々など、それぞれのケースがひとつの物語を語っています。
キャリーケースは、単なる荷物ではなく「旅の記憶」そのもの。それぞれが世界で得た経験や感動をぎっしりと詰め込んで、再び日本に戻ってくるのです。
レーンの外には、そんな旅を支える空港のスタッフたちの姿を描きました。客室乗務員、パイロット、空港の保安員、グラウンドスタッフなど、誰もが旅の安心と快適を支える“縁の下の力持ち”。
彼らの存在が、旅をより安全で楽しいものにしています。
この作品は、「旅とは、人と場所をつなぎ、記憶を豊かにする体験である」という想いを、成田空港という日本の玄関口から発信します。旅のワクワク感と、日本の誇るおもてなしの心を、世界へ届けたいという願いを込めた一枚です！
